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医療・健康情報の匿名加工情報の提供に関して

事業目的(自ら取得・提供する医療情報の内容及び規模と利活用について)

一般社団法人健康・医療・教育情報評価推進機構(以下、HCEI)は、電子カルテとレセプト情報由来の診療情報を統合したデータベースの構築を行っています。医療の実態や薬剤の効果、安全性などの調査により、医療の質や公衆衛生の向上につなげる取り組みです。約215施設(2021年4月現在)の医療機関の協力を得て実施しています。

自ら取得した医療情報の内容及び規模

内容

抽出しているデータ

  • 電子診療録
  • 診療報酬請求(レセプト)データ
  • DPCデータ
を収集、整理しています。
臨床検査値は利用可能ですが、病理や生理検査、リハビリ、画像などは今後収集予定です。

規模

全国約215施設(2021年4月現在)の医療機関の協力を得てデータベースを構築しています。

公開データ

データの収集方法

抽出しているデータ

全国の参加施設からデータを集めます。
医療機関にて匿名化処理をしています。

データの活用方法

本事業に収集されたデータは、HCEI内の委員会が討議した上で、次のようなかたちで活用されます。

  • 治療を行っている病院概要(患者数推移、入院期間等)
  • レセプトを用いた解析
  • 医療の質(診療科別腫瘍疾患ごとトピックス)
  • DPC分析

これらのデータは専門誌や学術集会等で発表されています。

個人情報の保護

患者さんの情報は、個人を識別することができる情報を除き、本事業のデータベースに提供されます。
データが発表されたり、各医療機関に伝えられたりする際は、集計された数値や分析された結果としてのみ公表されるため、
患者さん個人が特定されることはありません。

尚、収集されるデータの利活用は、事前に申請いただく必要があります。
これらのデータの利活用を希望される場合は、HCEI事務局(リアルワールドデータ(株)内)に必ずお問い合わせください。